ファクタリングの種類

ファクタリングは大きく4つの種類に分けることができます。

一括ファクタリング


一括ファクタリングは、保有している売掛債権を譲渡(売却)して資金調達する一般的なファクタリングサービスを、支払企業(債務者)、納入企業(債権者)ともに一括で行う決済システムのことです。

医療報酬債権ファクタリング


診療報酬ファクタリングは、病院やクリニック、調剤薬局、介護事業者などが患者さんが加入している国民健康保険・全国健康保険協会・健康保険組合などから受け取る医療報酬をファクタリング会社が買い取ることで早期の資金化を行うファクタリングサービスのことです。

・診療報酬債権ファクタリング

・介護報酬債権ファクタリング

保証ファクタリング


保証ファクタリングは、納入企業が保有している売掛債権や手形の支払いをファクタリング会社が保証する形のファクタリングサービスのことです。

支払企業が倒産・経営破綻により、売掛金が入金されない貸し倒れリスクをファクタリング会社が負う代わりに、対価として保証料を支払うことになります。

国際ファクタリング


貿易取引をする輸出企業が海外の輸入企業に「輸出」を行う時に、輸入企業からの代金を確実に回収するために行うファクタリングサービスのことです。一括ファクタリングとの違いは債権の種類が輸出債権であり、国際的なファクタリング事業者同士が連携してサービスを提供している点です。